【中部山岳国立公園 松本市乗鞍観光センター】
日本を代表する山岳景観を誇る中部山岳国立公園南部地域。その最南端に位置するのが、標高3,026メートルの剣ヶ峰を最高峰とし、長野県・岐阜県の両県にまたがる霊峰「乗鞍岳」です。
乗鞍岳には長野県側からは「乗鞍エコーライン」、岐阜県側からは「乗鞍スカイライン」という2つのマイカー規制道路が通じおり、どちらも「バスで走れる日本一標高が高い場所」である標高2702mの畳平(たたみだいら)が終点となっています。この二つの道路を合わせて「乗鞍ライチョウルート」と呼ぶことが決まりました。

そんな乗鞍岳の中腹、標高1450mに位置する松本市乗鞍観光センターは乗鞍地域の観光拠点。センター周辺は中部山岳国立公園の特別地域となっており、乗鞍観光センターは緑豊かな高原散策の中心地であると同時に、「乗鞍エコーライン」を通る「乗鞍岳シャトルバス」の発着所(4月下旬~10月末) ともなっています。

乗鞍岳シャトルバスは、7月~10月は登山やお花畑散策、(運が良ければ)ライチョウ観察、大雪渓でのサマースキー、紅葉鑑賞等でにぎわいます。

また4月下旬~6月は、雪の壁やバックカントリースキーを堪能するための「春山バス」が、「位ヶ原山荘」や「大雪渓・肩の小 朝日に輝く大黒岳のコマクサ(2021年8月3日撮影) 屋口」などの除雪が完了した区間まで運行します。
松本市乗鞍観光センターには、そうした乗鞍岳や乗鞍高原の観光にまつわる地図やパンフレットが豊富に取り揃えてありますので、旅の前に是非お立ち寄りください。

このほか観光センター内には、のりくら高原観光案内所(2021年は閉鎖中)やアルピコ交通のバス乗車券発売所、お食事処オアシス、売店、ジェラート&カフェ GiFT NORiKURAなどがございます。
センター前デッキから見る乗鞍岳の眺望は素晴らしく、自転車レースの「乗鞍ヒルクライム」や「乗鞍天空マラソン」等スポーツイベントのスタート地点にもなっています。また、駐車場を挟んだ向かいには長野県乗鞍自然保護センターがあり、無料でご利用いただけます。
なお、乗鞍高原をご利用の際は、国立公園利用上のマナーをお守りくださいますよう、お願いいたします。
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